職人技と物語を伝えるリブランディング

歴史と課題

1953年創業のハンドバッグブランド「鎌倉高野」。熟練職人による伝統的なハンドメイドを守りながら、時代に合わせた多様なアレンジを重ねてきました。
有名百貨店のOEMを手掛ける職人集団としての歴史から、ブランドとしての認知度は低い状況にあり、ECサイトも持たずブランドの世界観やストーリーは広く知られていませんでした。

戦略策定とリブランディング

代表やお客様へのインタビューを重ねることで、ブランドの特長や強みとなる要素を抽出。戦略を整理し、ブランドの再定義を進めました。
「作り手の想い」と「それを形にする技術力」を軸に据え、鎌倉高野ならではの魅力を伝えるブランド体験の設計に着手しました。

世界観を可視化するWebサイト

WebサイトのABOUTページを充実させ、ブランドの哲学や歴史を丁寧に紹介。さらに職人の制作風景やこだわりを盛り込んだブランド紹介動画を制作しました。
400点以上に及ぶ商品の撮影も行い、商品カテゴリーを整理。質感や雰囲気、着用感が伝わる商品詳細ページを整備し、写真と動画によるエレガントな表現で、オンラインでもブランドの世界観を感じられるサイトに刷新しました。

成長を支える施策

ブランド価値と認知度を高めるため、コンテンツマーケティングを強化。Instagramやメルマガでの発信に加え、Web広告や定期的なビジュアル撮影を通じたブランディングを展開しました。
これらの施策により、テレビショッピングでも販売される規模へと成長。ブランドとしての存在感を大きく拡大しました。

現在とこれから

現在もビジュアル制作やSNS運用などのイメージ訴求を軸に、Web広告による集客施策を継続。ブランドの中核を担うサイトとして成長を続けています。